東海大学文学部歴史学科東洋史専攻からのお知らせです。
就職活動体験報告会
掲載日:2010/12/14
就職活動や卒業論文の作成は、実際やってみなければ、分からないことが多くあります。3年生は小グループに分かれて、4年生の実体験を詳しく聞き、盛んに質問していました。3年生にとってよい機会になったと思います。また、3年生と4年生の交流の場にもなりました。
東海大学史学会大会が盛大に行われる
掲載日:2010/7/16
去る7月3日(土)、恒例の東海大学史学会大会が開催されました。今回は東洋史専攻が大会の運営を担当し、大会記念講演者として早稲田大学文学学術院の李成市教授をお迎えし、「古代東アジアにおける木簡文化の受容」というタイトルで講演していただきました。東アジアでは書写材料の紙が普及する以前は、木や竹を用いておりました。その使用の時代は中国と朝鮮半島・日本とではタイムラグがあり、しかも朝鮮半島での出土報道が不足していて、その実態がよく分かりませんでした。今回の李教授の講演は、現時点での朝鮮出土の木簡情報を細大漏らさず知らせてくれる貴重なものでした。また東洋史専攻から博士課程前期の院生荒一顕氏が「後漢末における太守士燮と南海貿易」てまで報告いたしました。この報告の元になったのは学部卒業論文で、2009年度東海大学史学会賞を受賞しております。
6月12日~26日、「西南中国(四川・チベット)の絵図と写真展2」展が開催されました。
掲載日:2010/7/7
第223回 東海大学文学部《知のコスモス・展示会》「西南中国(四川・チベット)の絵図と写真展2―北京の3点目の類似絵図とその地域の建築・民俗―」展が6月12日から26日まで、文学部展示室で開催されました。企画・監修は片山章雄先生です。列品説明会が行なわれ、片山先生・渡部武先生・浅井紀先生が来場者へ展示品の説明をしました。研究報告の冊子は、部数に限りがありますが、研究・教育上必要とされる個人・機関には、お送りすることができます。
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2010年4月3日(土)、旅順博物館で吐魯番出土文書を調査
掲載日:2010/7/7
片山章雄教授は、4月2日から4日まで中国・大連に出張し、3日には旅順博物館(①)を訪れました。副館長の王振芬女史(②中央)の協力を得て、同行の中央民族大学の張銘心先生(②左)とともに、吐魯番出土の文書・彩画紙片群の調査を進めました(③)。この調査は、1995年の初訪問時、2006年から2008年にかけての科研費による3度の訪問時に続くもので、今回もまた他所所蔵の吐魯番文書と旅順博物館所蔵文書との接合関係が明らかになりました。共同研究の成果の公表は、昨年出しました科研費報告書と同様に、日中共同として日本文と中国文で出す予定です。
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①旅順博物館 | ②副館長 王振芬女史(中央) 中央民族大学 張銘心先生(左) 片山章雄教授 (右) |
③調査風景 |
2010年3月25日(木) 2009年度秋学期学位授与式が挙行されました。
掲載日:2010/5/17
当日は、総合体育館での式典後、14号館の教室で学科ごとに学位記の授与が行われました。東洋史の卒業生34名は、同期生と先生方の拍手の中、主任の小林先生から学位記を受け取り、先生方からのメッセージを胸に、笑顔で巣立っていきました。ご活躍をお祈りいたします。卒業おめでとう!
葉偉敏氏が博士(文学)の学位を授けられました。
掲載日:2010/4/21
中国上海市の出身で、本学の文学研究科史学専攻博士課程後期を出られた葉偉敏氏は、平成22年3月24日、博士学位申請論文
『洋務運動時期における清朝官僚の日本認識』により、本学から博士(文学)の学位を与えられました。葉氏の学位論文は、19世紀後半の清代末期に、李鴻章を始めとする清朝官僚が明治期の日本をいかに認識し、どのような対日政策を説いたかを詳細に分析したものです。今後、研究のさらなる発展が期待されます。
2月4日(木)、2009年度歴史学科卒業論文発表会を開催しました。
掲載日:2010/3/5
当歴史学科には、4専攻(日本史専攻、東洋史専攻、西洋史専攻、考古学専攻)の教員、学生及び本会の趣旨に賛同する者で組織される東海大学史学会という学会があり、雑誌『東海史学』の発行をはじめ、月例会や大会の開催などの活動を行なっています。毎年歴史学科の卒業論文発表会を開催していますが、本年も、去る2月4日(木)に、2009年度卒業論文発表会を開催いたしました。当日は、各専攻2名の学生が、その優秀な卒業論文について発表しました。
東洋史専攻からは、新井千尋さんが「春秋時代の社について-その役割と変遷-」を、川野邉健さんが「北魏孝文帝の洛陽遷都について」を発表しました。
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