非常勤の先生も一緒に いい授業の研究会

 文学部英語文化コミュニケーション学科では、年度初めに、非常勤教員を含めた
学科教員を対象としたFD研究会を実施しています。2008年の第1回FD研究会では
「参加型授業」について検討し、第2回の今年度は「ライティング指導についての現状・
問題点とその対策」をテーマに開催しました。
 スピーキングやリスニングと異なり、学生が受動的になりがちなライティングの授業
について、学生が能動的に学習するための授業方法として、1)「学生に4つの絵を提示
し、それを並び替えて物語を作らせる」 2)「学生に絵を見せて、そこに描かれているも
のの言葉を英語で書き出させる」という実践例が紹介され、授業のアイディアを共有で
きたと報告さけました。
 もう一つのテーマとして、多くの教員が困難を感じているライティングの評価について、
事例が紹介されました。

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 企画担当の斉藤早苗准教授(学科教務委員)は、今回のテーマ選択の理由について「学習と指導要領の改訂により、中学・高校で身に
つける英語の能力のバランスに偏りができたためか、大学生のより一層のライティング力強化の必要性を感じていた」と述べています。
 FD研究会を始めた当時の主任、加賀屋俊二教授は、「授業は教員のものではなく、あくまで学生のもの。学生に迎合するのではなく、
学生の能力を伸ばすために専任・非常勤教員が協力する必要があった。そのために東海大学そして英語文化コミュニケーション学科の
教育目標を共有し、実際の授業をどうするかをみんなで意見を出し合おうとFD研究会を開催するようになった。FD研究会が非常勤教員
と学科教員との交流の場となった」と力説しています。特に今回のセミナーでは、非常勤教員からも積極的に授業の事例報告があり、
「専任教員と非常勤教員がお互いに刺激をうけ、また非常勤教員にとっては学科への帰属意識を持つきっかけになったのでは」と副次的
な効果を挙げています。また、「今後も、個々の教員が持つ問題点をくみ上げ、FD研究会などを通して組織的に解決していければ」と
語っています。