東海大学文学部

文芸創作学科

Department of Creative Writing

◇教員紹介◇

辻原 登(教授)

小説家

「村の名前」で芥川賞、『翔べ麒麟』で読売文学賞、『遊動亭円木』で谷崎潤一郎賞、『枯葉の中の青い炎』で川端康成文学賞、『花はさくら木』で大佛次郎賞を受賞。
 このほか『発熱』『家族写真』『黒髪』などの著書がある。
 2009年11月1日より、日本経済新聞にて『韃靼の馬』(絵:宇野 亜喜良氏)を連載中。

担当科目

「文学の遠近法(創作のための文学史)」
「世界の文学を読む」ほか

物語を通して人の喜怒哀楽を読む

 私たちは物語る動物です。もし、歴史から物語を取り去ったら、「人類」は消えてなくなるでしょう。
 私は、教室では、まず人類が声で物語った神話時代からはじめて、文字によって物語る小説の時代まで、人類が何を喜びとし、何を悲しみとしてきたか、あるいは、いかなる苦難をも、それを物語り、聴くことで克服し、幸福への道をさし示そうとしてきたか、これら文学的営為の魅力と尊さについて、小説家の実作体験をまじえて、説いてみたい。

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