「草のかんむり」で群像新人文学賞、「さして重要でない一日」で野間文芸新人賞、『進化の時計』で平林たい子賞、『濁った激流にかかる橋』で読売文学賞を受賞。
このほか『湯微島訪問記』『ジャンナ』『三月生まれ』『服部さんの幸福な日』『お母さんの恋人』『青猫家族輾転録』などの著書がある。
「文学のユニヴァース」
「創作表現」ほか
小説を何のために読むのか、と聞かれれば、私は「楽しみのため」と答えます。でも、この楽しみは、単純な「娯楽」を意味しているのではありません。数行ごとに首をひねりながら、それでも読むのをやめられない作品もあります。
文学を読む楽しみは多面的で、奥深いものです。これにさらに「創作」という要素を加えた時、その味わいはさらに複雑で、精妙なものになります。そんな「楽しみ」いっぱいの文学世界に、一緒にわけいってみましょう。