第10回東海大学湘南フィルムフェスティバル

登壇者

 2010年12月4日(土)、「第10回東海大学湘南フィルムフェスティバル」が東海大学湘南校舎の松前記念館講堂で開催されました。学生をはじめ、近隣や遠方から多くの観客が訪れました。
 文芸創作学科の寺田農教授による開会のあいさつの後、初めての試みとして、ドルビー・ジャパンによる映画音響についての簡単な講演が行われました。映画における音の重要性、実際の音響機材の使われ方など、上映作とも絡めた貴重なお話がありました。
 その後、西川美和監督作品「ディア・ドクター」(2009年)が上映されました。
 上映後のトークショーには、東海大学医療技術短期大学学長の灰田宗孝さんを招き、寺田教授は俳優として、灰田氏は医者として、それぞれの立場から映画について活発な意見が交わされました。話題は現実の医療問題にも及び、実行委員や観客からの質疑応答も行われ、充実したイベントになりました。


来場者アンケート紹介(抜粋。東海大学フィルムフェスティバル実行委員会)

私達が望む医者とは何か考えさせられました。村が望むニセ医者と本物の医者、私には結論を出せそうにありません。村人のよりどころを潰し、悪い方向へ導いてしまうこともあるからです。一度、看護師である両親と話そうと思いました。(大学生、男性)

医者の話なので、重いかなって思っていたんですが人とのふれあいや、ちょっと笑える処が面白くて楽しくみることができました。(大学生、女性)

ドルビーの公演時の言葉で、映画の半分は音ということをきいて、とても納得した。そして、それをふまえて『ディア・ドクター』を見てストーリーや映像はいつもながら注目していましたが、音楽を気にしてみて、なお楽しめたと思います。(大学生、男性)

理にかなった内容だと思いました。警察の人が問題提起している作り方が若い監督さんたしいと思った。学生さんが選んでやるフェスティバルらしくて良いと思う。(60代、女性)

ずっと観たかった映画だったので、やっと観ることができてよかったですし、ドルビーさんの講演や映画のあとのトークショーもとても満足です。来年も楽しみにしています。(大学生、女性)

トークショーは、やっぱり去年までのように出演者とかの話も聞きたかったです。(30代、男性)

医療と人間について考えさせられる良い映画だった。トークショーはできれば製作の裏話など映画に関する話が聞けると楽しめると思う。寺田先生のスイカのシーンの話は共感できた。(50代、女性)

上映前にドルビーさんから音響についてのお話を聞いて、音に関してもこだわりを持って監督は映画を撮っているのだなと思いました。台詞はアフレコであることが多いということでしたが、口の動きと声とのズレも編集で直したりしているのでしょうか?(大学生、女性)

良かった。『ディア・ドクター』を選んでくれて有難かった。来年も学生さんだけでなく広く一般の人間にも問題提起がされるような映画を選んでほしい。(60代、男性)

実行委員の学生さんたちはとても感じが良く、一生懸命やっている姿がうかがえて好感がもてた。(50代、男性)

実行委員が丁寧すぎてビビった。もっとリラックスしてもいいと思う。(大学生、男性)

現実の医療にたずさわる人の意見が聞けるのは面白いなと思った。映画とあわせて、いろいろ考えさせられた。(大学生、女性)

Copyright© since 2001 TOKAI University Department of Creative Writing All Rights Reserved.