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 ●2017夏期 網取遺跡実習

 沖縄県西表島に位置する網取遺跡において、北條芳隆先生の指導のもと2002年より発掘調査を行っています。発掘調査では「人間と自然の相互作用」をテーマに、近世に営まれた網取村の実態を掴むべく調査してきました。
 2017年度の調査では、2013年より継続して発掘している近世の貝塚と水田遺構の調査を3週間にかけて行いました。
 西表島の大自然に囲まれた中、学生たちが寝食を共にしながら歴史の大きな謎に挑んでいます(修士1年 鳥居貴庸)。

 今年度は8月4日から8月23日までの期間で網取遺跡の調査を行ってきました。HP作成者も去年に引き続き2年目として調査に参加してきました!!左の写真にあるように網取村は眼前に広大な海、村の後ろにはジャングル?密林?が広がっている自然豊かな環境に立地する村です(笑)。
 こんな夢とロマンであふれた場所でバカンス…ではなく考古調査できるのは東海大学ならでは!!
 以下ではそんな網取村での調査風景・生活風景をいくつか紹介していきたいと思います(学部3年 武田晃輔)。

 

私は現場での調査が初めてだったのですが、先生や先輩方に加え、多くの人たちの支援もあり、充実した時間を過ごすことができました。発掘に関する技術以外にも、物事に対する多方面からの視野を持つことの重要性も学ぶことができました。約3週間、集中して学ぶことができる環境で発掘調査を行うことは貴重な体験であり、積極的に行動すれば必ず自分に変化をもたらします。ぜひ来年は一緒に発掘をしましょう!(学部2年 早川 憂)

 

 今年の作業では、貝塚を担当しました。私がとても大変な作業だなと思ったことは、実測図の作成でした。昨年も先輩の補助というかたちで少しだけ体験させていただいたので、今年はその経験を上手く活かそうという気持ちで挑みました。しかし、実際1人でやってみると、配置が10cm以上ずれてしまったり、遺物の輪郭を上手く描くことが出来なかったりして、とても辛い作業でした。ですが、完成したときには、とてもやりがいを感じました(学部2年 川ア友梨)。

 

 発掘がしたい!という単純な理由で今回西表島の研修に参加しました。私にとって長期間の発掘は初めてで、目に映った多くが私の中に吸収されていくような、初めての体験がたくさんありました。
 最初からがっつり発掘をするのかと思いきや、現場まで行く道の伐採作業で終わってしまうのではないかと思うほどの草木の量を伐採しました。ヤケクソでした。
 今回の西表島の研修に参加したことによって、今まで以上に考古学が面白いと思う事ができて、もっと考古学について知りたいと感じるようになりました。海と山に囲まれ、俗世間からはなれた大自然の中で充実した濃い時間を過ごす事ができました(学部1年 小峰彩椰)。

 

宿舎での生活風景